やきとりせんぱい

やきとりが好きな鶏です

タイ

全てが緩くて居心地が良かった。

 


すり抜け

モタサイ(タイでのバイクの呼び方)は155ccスクーターをレンタル。物価が安いので大型を借りようかとも思ったけどスクーターのメットインと足元に荷物を置きたいのでスクーターに決定。アジアはやっぱりスクーターじゃないとね!

首都バンコクは過去の渋滞ランキングでワーストだったくらい渋滞が酷いので車と車の間を走行するすり抜けの技術が必須となる。246や湾岸下道ですり抜けには慣れていたので楽しかった。日本の場合すり抜けは基本路肩か車の間を走行してすり抜けの車線を途中で車線変更する事はあまりないんだけど、タイでは渋滞がひどいのでこれ以上すり抜けられなくなったらその都度後方確認して後ろから来るすり抜けバイクに注意しながら他のすり抜けレーンに移動して行けるところまで先に行く感じ。たまに歩道も走る。信号下にバイクが溜まって青信号で一斉に発信するとレースゲームみたいでワクワクする。車の間で停車すると後方のバイクが先に進めなくなって迷惑なのでタイ人のすり抜けスキルはこうして高まっているんだなと思った。国土や交通環境による国ごとの運転の特徴を知るのは楽しい。

 


車と排ガス

日本産ピックアップトラック(軽トラの大きい版)が多くて嬉しい。特にいすゞピックアップトラック金利的に日本人の感覚からしたら驚くくらいの長期ローンでタイ人はピックアップトラックを買うらしい。ピックアップトラックは荷台に客室を乗せてソンテウ(安い乗り合いバス)にしたりと商売にも使えるから人気なんだろうね。田舎だと不整地が多いのでオフロードの走行性能の高さも人気の理由だろう。山が少なく平地が多いのとピックアップトラックが多いのでかなりアメリカの田舎っぽかった。

雪国なので実家の車が古いディーゼルの大型四駆なのと界隈のDJから譲り受けて乗っているバイクがツーストロークだったりと走行性能が良ければ規制の緩い時代の力強いエンジンが好きなんだけど、タイの排ガスが凄すぎて排ガス規制は必要っちゃ必要だなと初めて思えた。まず鼻毛の伸びが早くなるし1日中バイクに乗ると手や顔が排ガスで汚れるし、服を手洗いすると真っ黒な汚水が出る。

台湾でも感じたんだけど車よりバイクが圧倒的に多い国の車は事故りたく無いから車線変更がゆっくりなのでバイク側からしたらかなり都合がいい。車の人もバイクに乗っていただろうからバイク側の気持ちが分かるだろうしね。

 


服装(全て速乾性)

白系のタイツみたいな上着

長ズボンもしくはタイツに海パン

首にタオル

靴下にサンダル

鹿児島より南の島に行く時もそうなんだけど日差しが強いと走行距離が少なくても体力を奪われるので肌を露出しない事が大事。すぐ泳げるのと洗濯のし易さも重視。軽装だと気持ち良いしね。転けたらやばいけど転けなければどうという事はない。朝洗濯して濡れたまま着てもバイクに乗ったら乾くし。そういばタイのホテルはドライヤーがほぼ置いていなかったな。

 


交通

日本と同じ左側通行。アメリカみたいに(アメリカは右側通行だけど)赤信号でも左折出来て効率がいい。

バイクなら路肩をゆっくり逆走してもいい。道路の作りが信号を少なくする渋滞対策なのか、交差点を作り右折出来るようにするのではなく中央分離帯にUターン出来る場所を設ける作りになっている。わざわざUターンして戻るのが面倒だから路肩を逆走するのだろう。ラッシュ時は中央分離帯を少し超えて逆走するのもアリ。特に片方が4車線で反対側が1車線の様な道路の後者側。

 


バイクタクシー

外国人だと基本ふっかけてくるので値下げ交渉必須。車が渋滞してても関係ないので楽。酔ってバイクに乗る機会が無いから凄く気持ち良かった。人数分請求されるがサンケツも可能。トゥクトゥクは乗りたかったけどバイク派だし料金が高いのと乾季だったので乗らなかった。

 


高速で罰金

ミスってバンコクの高速に原付で侵入したら止められて罰金2000 ฿(8000円)を警察署で払えと言われる。交渉すると半額にしてくれた。その場で払えと言われたので財布からお金を出そうとすると見えないようにお金を出せと言われる。切符切られて警察署で払えからの、その場で半額払えに値下げしてくれたのだが賄賂になったようだ。相手が翻訳アプリで意思疎通を図ってきたんだけど、「警察はあなたを救った」と翻訳されている画面を見せてきて笑ってしまった。安くなったから嬉しいけど賄賂ですやん。ちなみにバンコク以外では高速と一般道が並走していて尚且つゲートも無いので入ったり出たりが自由に出来る。

 


ノーヘルで罰金

警察署の前で検問。タイ人は止められないが外国人っぽいと停められる。特にファラン(タイでの欧米人の呼び方)。長時間バイクに乗っていて暑さと頭が痒くなってきたのでたまたま腕にフルフェイスヘルメットを通して走っていたら捕まってしまった。警察署で200 ฿(800円)を支払って解放。国際免許証を持っていなかったらもう少し高くなっていたみたい。支払い後警察署前でタバコを吸ってたら外国人ばっか捕まっててウケた。ちなみにタイの田舎の島ではレンタルバイク屋でヘルメットを貸してくれないしみんなつけていない。

 


ボブマーリーおじさん

ボブマーリーを敬愛しているおじさん。タイにたまにいる。安いから適当に泊まった宿(タトゥースタジオ)の主人がボブマーリーおじさんで困った時に助けてくれた。

タイはタトゥー入ってる人の割合が多い。女性の首の寺院のタトゥーが好きだった。縦線を多くした漢字の”山”みたいなデザイン。

違う地域にちょくちょくボブマーリーおじさんがいてファッションや髪型、性格、考え方が似ていて面白かった。仲良くなると”ブラザー”と呼ばれる。

 


ゴーゴーバー

お持ち帰りも出来るストリップ。痩せすぎてて興味なかったのでしなかったけどゴーゴーバーに払うペイバーと女の子にチップを払うと持ち帰れる。

見てるだけで楽しいし男の欲望丸出しなので他の客を見てても面白い。入場料最低金額は自分の分のソフドリで100 ฿(400 円)くらい。気に入った子がいたら200 ฿ (800円)のドリンクを奢ると隣に座ってくれる。おかわりの要求が激しい店だと少し鬱陶しい。基本タバコを吸いながら眺めていた。女性の客もたまにいる。

 


オネエママ

ゴーゴーバーには仕切ってるママが大抵1人いる気がする。年配の女性かニューハーフ。

泥酔してゴーゴーバーのオネエのママに言われるがままに奢りまくったら左右に女の子がつき2人の胸を揉みながらこれが酒池肉林かぁと思った。このゴーゴーバーに入店した時かなり強引にキャッチされたのとゴーゴーバーをはしごした終盤で疲れていて不機嫌だったのでオネエママにぶしつけな態度をとっていたのだが、そんな自分の不機嫌さをガン無視してオカマパワーでハイテンションな接客をされ結果的にかなり楽しかった。EDMはあまり好きではないんだけどタイの単調なクラブミュージックはかなり好き。

 


ゴーゴーボーイ

男版もある。自分はストレートだけど楽しめた。ショーのダンスが面白い。いきなりほっぺにキスをされ相手の髭がジョリって髭剃りの重要性を体感。街を歩くとラッパーのkohhみたいなタイ人男性をたまに見かける。かっこいい。

 


謎乳

シリコンは勿論脂肪吸引して注入した乳も見分けられるのだが、形状記憶みたいな胸があって驚いた。あれはシリコンが劣化したのかそういうものなのか。。。昔流行ったウレタンのバナナ人形の様に触ると5秒くらいその形を保っていた。

 


ジェットスキー

日本では小型特殊船舶が必要なので乗った。バイクと違いケツの重心移動があまり必要無くハンドルをいきなり切って行きたい方向へ移動するのが新鮮だった。濡れるから吸えないかなとタバコを持って行かなかったのが悔やまれる。エンジンを切って沖で吸いたかった。

 


側車

側車(サイドカー)付きバイクというと第二次大戦のMT大型バイクについているイメージがあるんだけどこちらではスクーターに屋台用の側車が取り付けられている。田舎の方だと側車に人が乗ってる。側車は横転しやすいからなのか速度が遅い。

 


中華街

ツースト鉄製の古いものから最新式までなぜかベスパが多かった。ローマの休日で新聞記者とヘプバーンが乗っているイタリアのスクーター。古い車やバイクが頑張っているのを見るのが好きなので先日泥酔してディズニーのカーズ1を視聴したら泣いてしまった。

 


タバコ

コンビニではパッケージが隠されている。パッケージも95%が健康を害する写真で銘柄が分かりづらい。マルボロ等の洋モクもタイの工場で作られておりかなり不味い。コロナに罹って吸った様な不味さ。電子タバコは禁止されている。

 


犬猫

基本触れて天国。美しい顔の猫が多かった。追いかけてくる野良犬はいなかった。寺院に多い。タイ人の緩さと優しさゆえに犬猫も人に慣れている気がする。

 


象の口

最初は鼻でちまちま果物を食べていたのだが口に餌を持った手を入れてみたらエロかった。目が惑星みたいで綺麗。

 


ご飯

ナンプラーの匂いが苦手であまり食べれなかった。果物が好きなのでスムージーを飲みまくってお腹を壊した。食べ物は台湾の方が美味しかったな。帰国後10日くらい下痢。夜市や屋台で食べまくったから何が原因か分からないけど多分スムージーの氷の菌な気がする。

 


タイ人の基本思想はマイペンラン(気にするな)。その緩さが魅力な気がする。